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夢中になってブルースを聴き漁っていた1970年代初め、洋盤で有名なレコード屋に行ってもブルースのコーナーには100枚程度しか並んでない情報不足だった頃、関西は京都を中心に伝説の大ブルースブームが沸き起こります。
西の横綱はウエストロードブルースバンド、東の横綱はローラーコースターでしたね。
その京都から初めて東京にやってきたウエストロードブルースバンドを一目見ようと、当時代々木にあった「いちごの目覚まし時計」というライブハウスへ。
当時はライブスポットと言ってたような気がします。
満員電車状態の店内は煙草の煙と熱気で異様な雰囲気。
記憶は定かではないのだが、オープニングはサンホセだったような気もします。
この時の記憶・・・初めて見た塩次伸二さんのギターに打ちのめされ「ブルースバンドをやるっ!」と心に誓ったのでした。
赤い335が強烈に印象に残りましたね。
この日のゲストがまた強力なメンバー。
森園さん、金子マリさん、レイジーキムさん、妹尾隆一郎さん。
この方達を初めて知った日でもありました。
1974年11月にシカゴからロックウッドとエイシズが初来日。
これがブームの頂点だったのでしょうね。
初めて見た黒人のブルースに涙したものでした。
当時のニューミュージックマガジンの広告です。
ブルースバンドも続々誕生しましたが、その残党は今でもずっと続けている方達も居ますし、就職などで活動をやめてしまう方達も居ました。
先日、活動をやめた方達が30年ぶりにライブをやるというので中野ブライトブラウンに駆け付けました。
オヤジ達も50歳も過ぎればご家庭では相手にされず、会社では仕事を干され暇なのでしょうか。
再び楽器を手にするしかなかったのです。
バンド名はセクスィー高村 & R-50 BLUES PROJECTという大層な名称です。
70年代〜80年代に活動していた、CALDONIA・CASEY JONES BLUES BAND・LINDY HOPというバンドのメンバーを中心に再結成。
「東京B級ブルース業界」とメンバーの伊藤氏は呼んでいますが、上手い事を言うものです。
私もGOOD TIMES というバンドで「東京B級ブルース業界」に身を置いてた訳です。
ちなみにブライトブラウンのスーさんはCALDONIAに在籍をしていたそうで、この日に初めて聞いてビックリでした。
何故か当時のCALDONIAのカセットテープが自宅にあります。
ギタートリオです。
今回は顔出しもOKでしょう。
まだ始まる前なので余裕コイてます。
満員のブラウトブラウン、さあ、始まりです。
今回は超強力ゲスト早崎詩生さん。
ローラーコースター・スインギングバッパーズで素晴らしいピアノを聴かせてくれます。
本当に素晴らしいピアニストです。
日本一赤いピアニストとも呼ばれています。
澤野さん、この日初めてお会いしました。
アパレルメーカーの社長さんだとか。
ブラウトブラウンのマスター、スーさんのギターも聴けました。
上手いです!
渋いです!
見習うべきところ多数有りでした。
大盛況の内にライブは終了。
お客様が帰られてからアフターアワーズはこれですよ。
スーさんと早崎さんのDuo。
流石ですね・・・良いものを聴かせていただきました。